EHCPを得ることで、子供または若者に追加の教育支援を提供することができます。また、子供または若者が通うことができる学校やその他の環境について、親と若者により多くの選択肢を与えることができます。
しかし、「これらの支援を受けるためにはEHCPが必須」という意味ではありません。自治体や学校、個人や家族の状況によりEHCPがなくとも以下の支援を受けられることがあります。また、EHCPは全て個別ケースごとに考慮・発行されるため、必ず全ての項目の支援が受けられるわけではありません。
※特別支援学校や支援級の入学についてはEHCPが必須である場合が多いため、この限りではありません※
以下は、得られる支援の一例となります。
教育支援
- 代替リソース提供 (ARP) のある一般学校または特別学校への配置。
- 子どものニーズに合わせた個別の支援（教育補助員や専門教師の追加支援：1対1加配による個別指導、少人数グループ）
- 現在の学校内での特別教育の提供（EHCPの過程で受けた専門家のアセスメントに準拠した具体的な支援方法の明確化とその提供）
- 専門機器や教材の利用
- カリキュラムや教授方法の調整
- 子どもの特別なニーズに関する学校職員のトレーニング
参考リンク
・Types of schools and other setting（IPSEA）
・The right to a mainstream education（IPSEA）
・Choosing a school with an EHC plan（IPSEA）
専門家からの支援
- 専門家からの支援（例：作業療法/言語療法/理学療法/認知行動療法など）
- 教育ニーズを超えた支援のために医療従事者やソーシャルワーカーの関与
社会福祉支援
- ショートブレイクやレスパイトケア
参考リンク
・Short break(contact for families with disabled children)
・Respite care and short breaks for carers(SCOPE)
・Health and social care（IPSEA）
その他の支援
- 必要に応じた通学支援（家から学校までの距離や家庭の状況によって考慮されます）
- 成人生活への準備支援（高年齢の生徒向け）
- 個別のケアやサービスを手配するための直接支払い
参考リンク
・Direct payments（IPSEA）
・Transport to school or college(IPSEA)