Individual Support Plan(ISP)は、SENDのある子どもおよび若者に対する支援内容を記録し、継続的に管理するための個別支援計画です。本制度では、学校(公立ナーサリーおよび学校付属ナーサリーを含む)およびカレッジに対して、SENDのあるすべての子どもについてISPを作成することが法的に義務付けられます。
ISPは、子どもの学習や参加における障壁、提供される支援内容、合理的配慮、目標などを明確に記録する文書であり、保護者とともに作成されます。支援はこのISPに基づいて実施され、子どもの状況やニーズの変化に応じて継続的に更新されます。
また、ISPはデジタル形式で管理され、教育機関間で標準化されることにより、幼児教育から学校、学校からカレッジへの移行においても情報が引き継がれ、支援の継続性が確保されます。これにより、情報の分断や支援の空白を防ぐことが目的とされています。
さらに、ISPにはナショナル・インクルージョン・スタンダードに基づく支援内容が反映され、エビデンスに基づいた支援の提供が行われます。ISPは、保護者と教育機関の間で支援内容を共有する手段としても機能し、家庭と学校の連携を支える役割を担います。
〈ISPの主な特徴〉
・SENDのあるすべての子どもに対して作成が義務付けられる
・学習上の障壁、支援内容、合理的配慮、目標を記録する
・保護者と共同で作成される
・デジタル形式で管理され、継続的に更新される
・教育段階間での情報共有と支援の継続性を確保する
・ナショナル・インクルージョン・スタンダードに基づく支援を反映する
ISPは、単なる記録ではなく、子どもの発達やニーズの変化に応じて更新される「継続的に運用される計画」として位置付けられています。この仕組みにより、支援が遅れることなく提供され、教育の各段階において一貫した対応が行われることが期待されています。