（A⇒Z順）
Child and Adolescent Mental Health Services (CAMHS) …イギリスのNHS（国民保健サービス）が提供する無料サービス。心の健康や持続的な行動問題に苦しんでいる18歳までの子供や若者を支援する。CAMHS のサポートは、 うつ病、拒食症、 自傷行為、 虐待、暴力、 双極性障害、 統合失調症 、 不安障害などが対象。英国全土に地元のNHS CAMHSサービスがあり、そのチームは看護師、セラピスト、心理学者、児童・青年精神科医（メンタルヘルスを専門とする医師）、支援員、ソーシャルワーカー、その他の専門家で構成されている。CAMHSは、一般的なアドバイス、専門的な地域ケア、多職種チーム、および重度の問題に対する高度な専門サービスを含む、4つの階層に組織されたさまざまなサービスを提供している。詳しくはこちら（参考リンク；Westminster CAHMS Serviceのリンク）
Early Years Foundation Stage (EYFS)
英国の幼児教育に関する法定の枠組みであり、誕生から 5 歳までの子どもの学習、発達、保育に関して学校および保育提供者が満たさなければならない基準を網羅しています。詳しくはこちらをクリック
Educational psychologist(EP)
教育心理学者。コミュニケーション、人間関係、学習、精神的健康、感覚の違い、身体的ニーズなど、幅広いニーズを持つ子供や若者（0 歳から 25 歳まで）をサポートしている。主に保育園・学校経由で紹介を出しサポートが始まることが多いです。EHCPの取得プロセスの中でEPのアセスメントが必要になる。詳しい説明はこちらをクリック
Education Health and Care Plan（EHCP）
特別な教育的ニーズおよび障害のある 0 ～ 25 歳の子供および若者 (SEND) を対象とした英国の法的文書。
Special SchoolやARPに入学申請するにはEHCPの取得が必要。
EHCP は毎年見直され、提供されるサポートが個人のニーズに適しているかどうかが確認される。申請から取得までは約20週間。
First-Tier Tribunal (SEND and disability)
特別な教育的ニーズ (SEN) と障害に関連する地方自治体の決定に対する控訴を処理する責任を負う法人。この法廷は、子どもや若者の教育、健康、ケアのニーズの評価、これらのニーズの再評価、教育、健康、ケア (EHC) 計画の発行、既存の EHC 計画の変更、維持などのさまざまな側面を扱う。詳しくはこちらをクリック
Health visitor
英国の看護師や助産師であり、地域社会で活動し、特に0歳から5歳の子供を持つ家族に対する公衆衛生サービスを提供する訓練を受けた専門家です。家庭訪問を行い、家族にアドバイスや支援を提供し、さまざまな専門家と連携して子供や家族の健康に関与する。
Information, Advice and Support Service (IAS, SENDIASS)
Special Educational Needs and Disabilities Information、Advice、および Support Service の略。特別な教育的ニーズや障害のある子どもや若者 (SEND) とその家族に、無料かつ秘密厳守かつ公平なサポートを提供するサービス。場合によってはミーティングなどに同席する場合もあり。詳しくはこちらをクリック
以下相談例
- SEN に関する様々な相談
- 学校や大学での会議、子供を囲むチーム/家族会議、複数機関の会議でのサポート
- 正式な調停中のサポートや裁判所への控訴の準備など、学校や地方自治体との意見の相違を解決するためのサポート。
- 就学除外に関するアドバイスとサポート
Occupational therapist
作業療法士。身体的、調整性、処理能力に問題がある子供や若者に評価、治療、リハビリテーションを行う。GP、小児科医、SENCOから紹介が出されることが多い。（親がコンタクトを取ることも可能）
paediatrician
小児科医。診察、診断、治療を担う。GPの紹介が必要。
Physiotherapist
理学療法士。体の動き・バランスといった身体的な課題を克服するための評価と治療を提供する。GP、小児科医、SENCOから紹介が出されることが多い。（親がコンタクトを取ることも可能）
SEN
Special Educational Needsの略。定義は幅広く、SENは聴覚障害、視覚障害、多感覚障害、身体障害、自閉症といった様々なものが対象。
SENCO
Special Educational Needs Coordinatorの略。保育園やMainstreamの小学校に配置されている。特別支援に関わる相談・調整の窓口となる先生
Speech and language therapist(SLT)
言語聴覚士。言葉の発達に関する問題を評価、支援する。また、保護者や学校に対してもサポートやアドバイスを提供する。GP、小児科医、SENCOから紹介が出されることが多い。（親がコンタクトを取ることも可能）