イングランド政府は、Schools White Paper「Every Child Achieving and Thriving」と連動し、SENDシステムの再編を進めています。
その一環として、公的コンサルテーション文書「SEND reform: putting children and young people first(子ども・若者を第一に据えたSEND改革)」に対する意見募集が実施されています。
コンサルテーションの目的と政策的位置づけ
本コンサルテーションは、0〜25歳の子ども・若者を対象とするSEND支援体制について、以下のような政策目標を具体化する制度設計案に対し、広くステークホルダーから意見を収集することを目的としています。
・居住地域による格差を抑制しつつ、早期かつ適切な支援へのアクセスを保障する
こと
・学校、地方自治体、保健・ソーシャルケア等の機関が、共同責任(shared
accountability)のもとで一貫した支援を提供できる枠組みを整備すること
・エビデンスに基づく介入を全国的に標準化し、「ポストコード・ロッタリー(地
域により支援水準が大きく異なる状況)」を是正すること
本コンサルテーションは、White Paperに示された方向性を、将来的な立法化およびガイダンス改訂へと接続するための重要な政策形成プロセスの一部と位置づけられています。
コンサルテーションの対象
回答は主として以下のイングランドの制度利用者および支援に関わる多様な関係者を対象としています。
・SENDのある子ども・若者本人
・保護者・家族(ケアラーを含む)
・教師、SENCO、スクールリーダー等の教育専門職
・一般校・特別支援学校・カレッジ等の教育機関
・地方自治体およびNHS等の公的機関
・障害当事者団体、親の会、慈善団体、専門職団体、研究者 など
実施期間とスケジュール
・公表日:2026年2月22日
・意見募集期間:12週間
・回答締切:2026年5月18日 23時59分(英国時間)
コンサルテーション終了後、政府は提出された回答を分析し、その結果を踏まえて最終提案や法改正案の策定へと進みます。
回答方法と留意点
回答は、以下のリンクよりオンラインで回答もしくは、当該ページに掲載されているメールアドレスや住所宛に送付も可能です。
詳細は以下の政府ページをご確認ください。